では、浅草ロック座5月公演The Play Within The Play 1st season、中休憩を挟んで後半です。
5景は白石美咲さん
灘ジュンさんのジュリエットが配役を告げていく
武藤つぐみさんがオフィーリア、小嶋美花さんがコーデリア、白砂ゆのさんはカタリーナ、白石美咲さんは誇り高き妖精の女王。
森の妖精ミス。トゥルース、最後にもう一人、つぐみさんが上原亜衣さんを呼び込む。
上原「私もやりたいです」
灘「じゃあ、そこに座って」と本舞台中央の椅子に座らせる。
赤い布がかけられBGMがスタートし、終わると椅子に座ってたはずの上原亜衣さんが消えている。
この演出、一番前や袖で観ていても仕掛けがわからない!
一旦幕が閉まり本舞台には4色のポールに立てられ、小嶋さん武藤さん白砂さんトゥルースさん白石さん、一瞬動きを止め、その間を薄いベージュのミニドレスに着替えた亜衣さんが縫うように。
5景のここまでの演出が後半のステージ展開の布石となっています。
ソロはアップテンポな曲に乗せて白石さんの長身を生かした疾走感のあるポーズベッド。
4~10日は松嶋れいなさんでしたが、松嶋さんも彼女らしくゆったりした感じでどちらも良かったですね。
6景はミス.トゥルースさん
暗転が解かれると本舞台上の移動盆に胸に大きなリボンが形どられたセパレーツの衣装の上原亜衣さんが横たわっている。
ピンスポに照らされながら森の妖精のトゥルースさんが登場し、移動盆上で待っていた亜衣さんとポーズを多く取り入れられた二人の演技となる。
終始笑顔の亜衣さんとトゥルースさん、観ていて和みますね。
曲が終わると森の妖精のトゥルースさんがハケて亜衣さんだけが森の中に取り残され、一人ぼっちになった上原さんが暗転の中に走って消えていく。
再びピンスポに照らされてティッシューを身にまとったトゥルースさんが登場し、ティッシューで演技となる。
シンプルなグリーンの照明にスローで高さのあるティッシューでの演技が場内を神秘的な世界へと誘います。
とりの7景は上原亜衣さん
(かなり上原亜衣ファン目線で書いてますがご了承ください)
暗転が解かれ曲がスタートすると本舞台中央にウエストに大きなリボンを形どられた純白のミニドレスに大きな白い羽、頭にはふわふわの輪、そう、天使登場です♪
天使の亜衣さんを真ん中に、白石さんに白砂さんにダンサーさん4人とトゥルースさん、ウエディングマーチに乗せながら3組のカップルが織りなす華やかで白が眩しいステージですね。
亜衣さんのとびきりの笑顔と絶妙に踊り過ぎない(笑)ダンスがとても心地いい。
私はよくステップや靴をよく見るのですが、バリバリ踊れてしまう踊り子さんだと靴がそれなりにヤレてくるのですが、上原さんの靴、ぴっかぴかの真っ白、もう~~頭のてっぺんからつま先まで微笑ましくて可愛い(笑)
亜衣さんにはイベントとかで何度となくお会いしてますがこんなに可愛い亜衣さんは見たことがありません。
2曲目が始まると3組のカップル達が腕を組んで退場時し、本舞台から白いベッド着に着替え移動盆の上で盆ねと移動しつつヒールに履き替える。
先ほどまでの明るい雰囲気から一転してしっとりとちょっとセクシーな雰囲気、変わらないのは天使の笑顔と亜衣さんのどこか可愛いステップ。
3曲目はテイラーの曲に乗せてのポーズベッド、初日とかと比べると見違えるように表現力が上がってます○
何よりも「上原亜衣だな」って感じられるのが嬉しいですね。
立ち上がりはエタニティ―のあの名曲のカバーに乗せて、今の亜衣亜衣さんを指示しているような曲で泣けてきます。
終盤に見せるポーズも見事!っとまでは言えませんが、公演後半辺りから形も綺麗になってきたり切ってる時間を長くしてみたりと彼女なりの努力が見えて来て感動します。
後半は移動盆でゆっくり本舞台に移動、後ろ姿から振り返って見せてくれる弾ける笑顔が眩しい♪
ずっと私が問いかけていた「上原亜衣らしさ」とは?
たった20日間の公演の中、遠くから観ても近くで観ても上手から下手から、どこから見ても眩いばかりに「上原亜衣らしさ」が感じられる、彼女らしさが淀みなくあふれ出ている素敵なステージ。
そんな宝石のようなステージに仕上げてくれた亜衣さんに心から拍手を送りたい。
フィナーレ、イベント等、後記は後ほど